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冬の電気代の平均はいくら?総務省家計調査で見る、自分の家との比べ方

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厚手のセーターを着た人が暖房で暖かいリビングのソファに座り、湯気の立つマグカップを両手で持っている様子

総務省統計局「家計調査(家計収支編)」2025年によれば、二人以上の世帯の電気代は1月14,904円、2月16,552円と、二人以上の世帯全体の年間の月平均(13,219円)より数千円高くなっています。

結論として、自分の家の冬の電気代がこの平均より高いなら、断熱DIYの効果を実感しやすい家庭である可能性が高いと考えられます。

目次

総務省家計調査で見る、電気代の平均額

まず、実際の統計データを確認しておきましょう。

世帯人数別の年間の月平均額

総務省統計局「家計調査(家計収支編)」2025年(世帯人員別の集計表による)によると、世帯人数別の電気代(1ヶ月あたり、年間ならし)は以下の通りです。

世帯人数電気代の月平均
単身世帯7,337円
2人世帯12,144円
3人世帯13,915円
4人世帯13,928円
5人世帯15,665円
6人以上世帯17,322円
(参考)二人以上世帯 全体平均13,219円

一番下の「二人以上世帯 全体平均」は、世帯人数を問わず二人以上のすべての世帯をならした数字です(平均世帯人員は約2.87人)。

このあとの月別データと比べるときは、この全体平均を基準にします。

世帯人数が増えるほど、家電の稼働台数や在宅時間が増える分、電気代も上がる傾向にあることがわかります。

二人以上世帯の月別電気代、冬に跳ね上がる実態

年間ならしの平均額だけを見ると実態が見えにくいため、月別のデータも確認してみます。

同じ総務省家計調査(2025年、月次の集計表による)の、二人以上世帯の月別電気代は以下の通りです。

月電気代(二人以上世帯、平均世帯人員約2.87人)
12月11,497円
1月14,904円
2月16,552円
3月16,559円

1月から3月にかけて電気代が最も高くなり、2月・3月は12月と比べて5,000円以上高くなっています。

二人以上世帯全体の年間の月平均(13,219円)と比べると、1月は約1,700円高く、2月・3月は約3,300円高い計算になります。
一方12月は11,497円と、年平均よりむしろ低い水準にとどまっており、電気代が本格的に跳ね上がるのは1月以降だとわかります。
寒さが本格化する1月後半から3月にかけて、暖房の使用量が積み重なっていくことが背景にあると考えられます。

リビングの窓の外に雪が積もった冬の庭が見え、室内ではエアコンの暖房運転ランプが点灯している様子

なぜ冬に電気代が跳ね上がるのか

暖房の使用時間・設定温度の影響

冬の電気代が高くなる最大の要因は、暖房器具の使用時間の長さと、設定温度の高さです。

エアコンやヒーターは、外気温と室内の目標温度の差が大きいほど消費電力が増えるため、真冬ほど電気代が跳ね上がりやすくなります。

給湯・厨房など周辺の要因

暖房以外にも、冬は給湯の使用量が増え、電気給湯器を使っている家庭では電気代に上乗せされます。

また、日照時間が短くなることで照明の使用時間も長くなり、こうした要因が積み重なって冬の電気代を押し上げています。

暖房器具の種類によっても電気代は変わる

同じ設定温度でも、使っている暖房器具の種類によって消費電力は大きく異なります。

エアコンは比較的省エネ性能が高い一方、電気ストーブやオイルヒーターは消費電力が大きく、長時間使うと電気代への影響も大きくなります。

暖房家電ごとの電気代の違いは、後ほど紹介する記事でもシミュレーションを交えて詳しく整理しています。

エアコンの室内機・電気ストーブ・オイルヒーターの3つの暖房器具を並べた物撮り写真

自分の電気代を「平均」と比べてみる

検針票・アプリでの確認方法

電力会社から届く検針票や、契約している電力会社のスマートフォンアプリで、直近の使用量・金額を確認できます。

オール電化かガス併用かでも電気代の水準は変わるため、単純比較には注意が必要ですが、大まかな目安として活用できます。

キッチンのテーブルでスマートフォンと電気料金の書類を手に持ち見比べている手元のクローズアップ

世帯人数の違いを考慮した比較のコツ

先ほどの世帯人数別の表と比較する際は、まず自分の世帯人数に近い行を基準にすることが大切です。

単身なら7,337円、2人なら12,144円が、年間ならしたときの目安になります。

ここまで見てきた冬季の上乗せ幅(二人以上世帯全体で1月約1,700円、2月・3月約3,300円)は、平均世帯人員2.87人分の暖房負荷を含んだ数字です。

使う部屋数や家電の台数が少ない単身世帯では、暖房そのものの負荷が小さいため、上乗せ幅もこれより小さくなると考えて差し支えありません。

平均より高いなら、断熱DIYの効果が出やすい

自分の家の冬の電気代が、世帯人数の近い行の金額より明らかに高い場合、窓や隙間からの熱損失が大きい可能性があります。

もとの断熱レベルが低い家ほど、断熱DIYによる体感の変化を大きく感じやすく、電気代の変化も相対的に出やすい傾向があります。

断熱DIYで実際どれくらい光熱費が下がるのか、試算の考え方については断熱DIYで実際どれくらい光熱費が下がるのかの記事で詳しく整理しています。

暖房家電そのものの電気代を見直したい場合は、暖房家電と断熱、どちらを先に整えるべきかの記事で電気代シミュレーションを紹介していますので、あわせて参考にしてみてください。

窓の断熱DIYの中でも代表的な対策である二重窓DIYについては、別の記事で全体像を整理しています。

ここで紹介した数値は、あくまで全国的な統計上の平均です。
お住まいの地域の気候や、オール電化かガス併用かによっても実際の電気代は大きく変わるため、断定的な目安として使いすぎないよう注意してください。

平均額を知ることは、自分の家の状況を客観的に見直すきっかけになります。
まずは直近の検針票を確認し、平均と比べてどうかをチェックしてみてください。

今日のアクション
直近の電気代の検針票やアプリの履歴を確認し、今月の金額を今回紹介した平均額と比べてみましょう。

世帯人数が近い行を基準にすると、より実感に近い比較ができます。


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この記事を書いた人

IT・Web分野を本業としながら、各種製品の公開情報を集めて比較整理するメディアを複数運営しています。

『断熱DIYラボ』では、公開されている製品情報・断熱の基礎知識・国の補助金制度の仕組みをもとに、客観的な比較情報をお届けしています。

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